佐倉歯科口腔クリニック|むし歯・歯周病|さいたま市大宮区

誤解と間違いがあふれる歯科治療の現実からあなたの歯を守りたい。歯科治療の真実を知ってもらうことが佐倉歯科口腔クリニックの願いです。

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院長コラム NO41 佐倉歯科口腔クリニックは歯と口腔の医療を行います

審美歯科や歯列矯正は医療ではありません。もし、歯並びを整えるだけの歯列矯正が医療だというのであれば、見た目を美しく変えるだけの美容整形や美容外科も同様に医療ということになってしまいます。しかし、身体の機能を回復させる本来の医療と、単なる外見のコンプレックスを解消するための美容サービスは、本来はっきりと線引きされるべきものです。

この疑問の核心は「医療であるならばなぜ保険が適用されないのか」という点にあります。病気やケガの治療であれば社会保険制度の対象となり、誰もが公平な負担で医療を受けられるのが原則です。それにもかかわらず、高額な自由診療として行われている審美歯科や矯正、ホワイトニングなどは、実質的に個人の贅沢や容姿の向上を目的とした私的なサービスにすぎません。それを「健康やQOLの向上につながる医療」とこじつけるのは、言葉のすり替えであり、自由診療で利益を上げようとする商業主義を正当化する論理にすぎません。
もし見た目のコンプレックスの解消や自己満足までもが医療の名のもとに正当化されるのであれば、美容外科の豊胸手術や脂肪吸引などもすべて医療として認められ、保険適用の対象にならなければ辻褄が合いません。しかし現実には、これらは生命の維持や疾病の治療とは無関係であるため、保険の適用外とされています。歯の治療に関しても同様であり、審美性を追求するだけの処置は、本質的には医療ではなく「美容」の領域に属するものです。

歯列矯正も顎変形症や唇顎口蓋裂の患者さんなら医療保険で治療できます。なぜならそれは美容ではなく医療だからです
形成外科で行われる先天性の奇形を持つ患者さんの手術も保険の適応です。これも医療だからです。
保険適用の枠外にある高額な自費診療を「医療」と呼んで正当化することは、医療の本来の目的を見失わせ、患者を顧客に変える商業主義的な側面を強めるだけです。外見の美しさを競うための処置を医療と混同することは、真に医療を必要とする人々に向けられるべき医療のあり方を歪め、医療の公共性と倫理を根本から損なう行為と言わざるを得ません。

佐倉歯科口腔クリニックは歯と口腔の医療を行う診療所です
 
 
2026年07月26日 17:54